横浜相鉄ビル眼科医院 松村 望(まつむら のぞみ)医師

平成29年7月から第3水曜日午後外来担当、平成30年からは毎週水曜日午後外来です。外来のスケジュールはここをご覧下さい。

診察は予約制になります。病院にお電話ください。045-311-2752




[ 略歴 ]

平成06年 群馬大学医学部卒業、横浜市立大学医学部附属病院研修医

平成08年 横浜市立大学医学部附属病院勤務

平成09年 カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部留学

平成10年 神奈川県立こども医療センター眼科勤務

平成12年 小児療育相談センター眼科医長

平成15年 神奈川県立こども医療センター眼科勤務

平成23年 神奈川県立こども医療センター眼科 顧問医師(現職)

平成28年 横浜市立大学医学部眼科学教室 非常勤講師

平成29年 日本涙道・涙液学会理事

[ 専門領域 ]  小児眼科、小児と大人の涙道(るいどう)疾患の治療(すなわち、先天性鼻涙管閉塞、大人の流涙(りゅうるい、すなわち、涙が出て出て困っている)や、鼻涙管の慢性的な感染、炎症や痛みで困っている人を治す事)



以下、松村先生が横浜相鉄ビル眼科医院のホームページのために書いてくださった文章です。

◆こどもの視力と弱視

こどもの目は、生まれた時から大人と同じように見えているわけではありません。成長に伴って徐々に視力は伸びていくものですが、何らかの原因で視力の伸びが止まってしまうことがあり、弱視と呼んでいます。

弱視にはさまざまな原因がありますが、遠視や乱視などの屈折異常、不同視と呼ばれる左右の目の屈折度数の違い、斜視などが比較的多くみられます。

弱視の治療はタイミングが重要で、8歳頃までが勝負です。その時期を過ぎると、視力の改善は難しくなりますので、早い方がよいことが多いです。視力検査ができない小さなお子さまでも、屈折度数を調べたり眼鏡を作成したりすることは可能ですので、視力検査がきちんと出来るようになるまで受診を待つ必要はありません。

幼稚園や保育園の検診、3歳児検診、就学時検診、学校検診などで視力が出にくかった、乳幼児健診で斜視や目の病気を疑われた、視力や斜視が心配、斜視や弱視の治療中に横浜市に転居することになった、などの場合は、どうぞご予約いただいて、ご相談にいらしてください。

◆こどものなみだ目

こどものなみだ目の原因として一番多いのは、先天鼻涙管閉塞(せんてんびるいかんへいそく)です。うまれつき鼻涙管という涙の排水管がふさがっていることで、なみだ目やめやにの症状が続きます。点眼薬を使用するとめやには一時的に改善するけれど、やめるとまた悪くなる、といった症状を繰り返します。

1歳頃までに自然治癒する可能性が高いですが、自然治癒しない場合もあります。自然治癒しない場合の治療方法は、つまっている場所を開放する手術(先天鼻涙管閉塞開放術)になります。使用する道具として、ブジーと呼ばれる金属の針金のような道具を使って手探りで行う場合と、涙道内視鏡(るいどうないしきょう)という涙道の中が観察できる直径1o以下の極細の内視鏡を使う場合があります。

局所麻酔で治療できる時期は1歳前頃までが目安で、1歳を過ぎて体が大きくなったお子さまは、全身麻酔が必要な場合が多くなります。いつごろ、どのような道具を使って、どのような麻酔で治療することが最適かについては、世界中でさまざまな意見があります。

また、先天鼻涙管閉塞以外にも、涙点閉鎖、はやり目の後の涙道閉塞など、こどもの涙道異常のすべてが先天鼻涙管閉塞というわけではありません。逆さ睫毛やそのほかの目の病気が隠れている場合もあります。

個々のお子様の症状や原因や月齢に応じて、もっとも負担の軽い最適な治療をご提案致します。大きくなりすぎて治療ができないと言われた、手術や治療を受けたけれど改善しなかった、などのご相談もお受けしております。まずはお気軽にご相談にお越しください。

◆おとなのなみだ目

泣いていないのに涙が出て一日に何回も目をふいている、涙で目じりや目頭がただれる、めやにがいつも出ている、といった症状でお悩みの方は多くいらっしゃると思います。

おとなのなみだ目の原因として、涙の排水管が詰まってしまう涙道閉塞(るいどうへいそく)はとても多く、とくに女性に多いことが知られています。

おとなの涙道閉塞の治療は、涙嚢鼻腔吻合術(るいのうびくうふんごうじゅつ)という手術が基本とされていますが、最近では涙道内視鏡(るいどうないしきょう)を使用した涙管(るいかん)チューブ挿入という手術により、日帰りで切らずに治せる治療も可能になりました。

なみだ目の原因は涙道閉塞だけではありませんが、なみだ目にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。



大高院長コメント

松村先生は以前から知り合いです。技術、人柄ともにものすごくもすばらしい先生なので、もし時間ができたらぜひうちに働きに来てほしいとお願いしていました。

ですが、当然とっても人気の先生で、自分としては、うちに来てもらえるのはさすがに厳しいかなぁと軽くいじけぎみあきらめぎみだったのですが、偶然の縁あって一緒に仕事できることになりました。人生にいくつかある不思議な縁というものを強く感じました。

松村先生は小児眼科が専門です。小児眼科はとっても難しくてしんどくてかつ儲からない仕事なので(これが小児が眼科でよくじゃけんにされる理由)、小児眼科を専攻しているだけでえらい先生と自分は思っているのですが、しかも小児眼科の世界ではほんとうにトップクラスの名医です。なんせ、評判が良くて有名な、神奈川県立こども医療センター眼科の顧問医師ですからね。

顧問医師というのは初めて聞いたのですが、社長よりも会長よりも上みたいで、なんかすごい!(^^)

ともかくも、自分の心の中では神奈川県立こども医療センター眼科の看板医師です。

生まれつき涙道が開通していない子供(先天性鼻涙管閉塞)が世の中にたくさんいらっしゃるので、その子たちを治療しているうちに、大人の涙道の治療もうまくなったというわけですね。

もちろん、大人の普通の疾患もしっかり見てもらえます。子供の眼をみることができるなら大人はみれて当然なわけです。

子供の目の事、自分の涙の事、いろんな病院でなんとも手ごたえがなくて困っている方、望先生は腕が良くてしかもとってもやさしいですから、ぜひ診察を受けてみてください。


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