横浜相鉄ビル眼科医院 大高功院長です     

毎週 月水金曜日 外来担当です。臨時の変更は http://calendar.yahoo.co.jp/ysbgical をご覧ください。一般的に、午後4時頃が一番すいています。                    

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このHPの作者です。横浜のドクターみんなで無眼科医の地域の患者さんのために運営しております西伊豆眼科クリニックの前で撮影いたしました。

晴れの日には、写真のような海の向こうに見える夕日が普通に見れます。最高にきれいですし、温泉もあるし、いい人ばかりですので、とっても癒されます。

現代は生きていくだけでも心が疲れます。病は気から、みなさんに西伊豆への旅をぜひお勧めしたいです。

顔は柴犬によく似た雑種に似てるといわれています・・・・・

内容がかなりだぶっておりますが、より詳細なプロフィールは 個人のホームページ をご覧下さい。

経歴

1967年(昭和42年)  3月29日 京都市生まれ

1973年(昭和48年)〜1979年(昭和54年) 京都市立松陽小学校(京都市西京区御陵)

1979年(昭和54年)〜1982年(昭和57年) 私立洛星中学校(京都市北区小松原)

1982年(昭和57年)〜1985年(昭和60年) 私立洛星高校(京都市北区小松原)

1985年(昭和60年)〜1987年(昭和62年) 大阪北予備校(大阪市淀川区十三)

1987年(昭和62年)〜1993年(平成05年) 慶応義塾大学医学部(1〜2年横浜市港北区日吉 3〜6年東京都新宿区信濃町)

1993年(平成05年) 慶応義塾大学医学部眼科学教室入局

1993年(平成05年)〜1994年(平成06年) 慶応義塾大学病院眼科(東京都新宿区信濃町)

1994年(平成06年)〜1996年(平成08年) 亀田総合病院(千葉県鴨川市東町)眼科

1996年(平成08年)〜1998年(平成10年) Miami大学医学部付属 Bascom Palmer Eye Institute

1999年(平成11年)1月〜 静岡赤十字病院眼科(静岡市追手町)、平成14年4月から医長

2004年(平成16年)4月〜 横浜相鉄ビル眼科医院院長

資格

医師免許、日本眼科学会認定眼科専門医

以下、あんまり関係ないですが、

英検2級(ま、英語はこんなもんでかんべんしてください・・・)

普通自動車免許、大型自動車免許(一応バス、トラックとかも好きです・・・)、大型自動二輪免許(昔の一発試験のみの時代にとりました。12回落ちて13回目に受かりました。その日受かったのは42人中自分だけという厳しい時代でした。昔は大きいバイクに乗っていましたが、今は指が取れたらこまるので、自粛しています。)

ジェットスキー免許

運転免許にはかなり自信あります。「大型自動車免許の更新のときの深視力検査がうまくいかない」などという訴えに自分の経験を踏まえてアドバイスできるのは、日本でも自分だけではないか、という自負はありますが・・・(笑)

私の医師としての心がけ、病院運営の理念

私は自分自身が患者(学生時代には飲みすぎでめちゃめちゃ体壊したりしています)になった過去の体験もふまえ、以下のことを常に心がけております。

●どんな症状の人がいらっしゃっても、決して気のせいだ、で片づけないこと。なにか原因があるはずです。

病院は基本的には行くのが嫌なところ。忙しい現代人、気のせいとかで、わざわざ嫌な病院に行きませんよね。医者に気のせいだと言われると、ほんと腹たちます。学生時代、自分自身、自分の大学病院で「気のせい」と言われてどうしても納得いかずに自分で勉強して他院で検査をお願いしたら異常が見つかった経験があります。

●患者さんに完全に理解していただけるまでしっかり説明すること。

これ、私は常識だと思うのですが、ちゃんとやらない先生も多いです。めんどくさいのでしょうか?私は、あとで「聞いてない!」といわれるほうがよほどめんどくさいですが・・・

●ワシントンにある医学データベースにアクセスし、世界の最新の情報をキャッチし、科学的な診療を行っています。

すなわち、うちの病院の習慣だからとか、人がやってるからとかいうことを基準にせず、科学的な裏付けのある事実を基準にして診療を行ってます。世界には膨大なデータがあり、すべては覚えきれませんので、疾患によっては、当面正しいと思われる治療を即座に開始しつつ、最新情報の調査にお時間をいただく場合があります。

●常に患者さんを自分自身ないしは自分の家族と考え、自分が患者ならもっともしてほしい治療をまずお勧めいたします。

しかし、みなさんいろいろ事情がございましょうから、それにあわせて2番目3番目の選択肢をお話しいたします。その中で、患者さんにとってもっともいい選択肢を話し合いながら選んでいきます。患者さんは家族なので、僕は「患者さま」ではなく、「患者さん」という呼び方にこだわっています。家族の幸せを願うのと同じく、患者さんの幸せをいつも願っていますし、良い治療をして家族である患者さんに感謝されるのは最高に幸せです。

●当院医師は、限りあるエネルギーと時間を、学会活動よりも、目の前にいる患者さんを治すために使うようにしていますし、そのような医師と一緒に仕事をしたいと考えています。

体は一つです。学会に参加するためには患者さんを診る時間を削る必要がありますし、研究発表のスライドを作るにも、治療にかける時間を削る必要もあります。なので、限りあるエネルギーを、目の前にいる患者さんを治療することに集中させています。

ですが、治療に必要な研究は日々行っており、先端技術を開発しております。

医療全体のレベルを上げるために、先端技術の開示は医師の社会的使命と考えておりますので、開発した道具の技術の無償提供、インターネットを通じて手術の開示(白内障手術 翼状片手術のビデオ 結膜腫瘍、しみとりのビデオ(海外の患者さん用) 結膜腫瘍、しみとりビデオ)などを行っております。

また、当院医師は、過去には

結膜弛緩症の縫着法による治療(ワシントンのデータベースの情報はここ)

PCR法による角膜ヘルペスの検出(ワシントンのデータベースの情報はここ)

など、今では世界中で普通に使われている技術を世界で最初に発表しています。少し古い論文ですが、医学会で、世界でスタンダードになる技術は一生に1個でも開発できれば奇跡的ということで、許していただければ幸いです。今でも、発表していないいくつかの最先端技術を持っています。

経営優先で、診療をこなすだけのレベルの低い医師を雇っている病院が多くあります。当院は医師から見ても名医と呼べるような、患者さん本位の仕事をできる医師とだけ一緒に仕事をするようにしています。

●お金のことを言うのは無粋かもしれませんが、病院の経営や患者さんの支払いに対する私の考えもはっきり述べておきます。

「私はただただ患者さんの喜ぶ顔を見たいのです。お金のことはいっさい考えておりません。」という感じで書いてあるHPもありますが、うそくさいな〜と思います。私は病院の経営者でもありますし、お金のこともしっかり考えています。

しかし、だからこそ良い治療をすることに専念しています。

それは、患者さんに良い治療をして、満足してもらって、口コミでまた患者さんを連れてきてもらえるような病院だけが経営的にも末永く繁栄していける、と信じているからなんです。なので、病院の繁栄を願う立場からも、ひたすら患者さんに良くなってもらえることだけに集中しております。

昨今、病院のコスト管理の甘さがいろいろと語られていますが、私は全く違う考えを持っています。

私は、個々の治療に関する損益はほとんど考えていません。医療に関する費用は公定です。ものすごく手がかかるのに儲からない治療もあれば、楽で儲かる治療もあります。なので、1人1人の患者さんにできうる最高の医療をして、トータルな結果として病院が運営していければよい、と考えております。

「病院はコスト意識が甘い」などと言われていますが、患者さんからいただけるお金は国で決まっていますから、こっちがどれだけお金をかけようがこっちの勝手です。患者さんは、同じお金払うのに、自分の治療にかかるコストをケチられるのはかんべんしてほしいですよね(~_~;)。なので、患者さんの立場に立って、治療はきっちり、損益の計算ははゆるく、やっております。

必要のない通院を減らすことにより、患者さんの時間的金銭的負担を下げる、という事も心がけています。

私も時には患者になります。私自身、病院、特に歯科治療では頻繁に、「先生、今日もっとやってほしいなぁ。オレ仕事あるし、今度の予約取るのたいへんやから」と思います。でも、そのたびに「ま、次回やることがいっぱいあって、今回できないんやろ。」と思うのですが、次回行ったら一瞬で終わって、「うそ〜、これやったら前回できたやん」と思って泣きたくなります。これ、病院は患者さんが来院するだけで再診料というのが算定できるので、一つの治療を小分けにしたほうが儲かるからなんです。

自分自身が患者になったときに嫌と思うことを自分の患者さんにはしないことにしています。当院では、検査や治療を、初診のときにできるかぎりやるようにしています。このことにより、患者さんは初診の時は普通より金額がかかるかもしれませんが、交通費も含めたトータルでの治療コストを下げることができます。なんといってもみなさんのお忙しい時間を節約できますし、これを金額に換算するとすごい節約と思います。

当院は日帰り手術を積極的に行っていますが、これも入院にかかる患者さんの費用、時間を節約できて、患者さんのためになると考えています。

当院は、無駄な装飾とかが一切ないです。診察券も紙です。

私は、病院は患者さんが心身ともに健康になれることが一番大切なので、それに関係ない部分にごてごてした装飾を配したりすることを避けています。海外生活の経験からも、シンプルであることこそが日本的な美しさと考えています。その分の浮いたお金は、良い治療につながる良い検査機械や道具の購入にまわしています。当院は、装備や道具など、眼科医の先生方も、みなさん驚いて下さるぐらいしっかり揃えております。

また、診察券を無くした患者さんが再発行の手数料を払わなくても良いよう、あえて紙のぺらぺらの診察券としております。気合を入れて治すようにしていますので、治ったら使わなくなる診察券が高級である必要はなく、治療レベルが高級であることが大事と考えております。

無借金経営にこだわっております。

通常の製品と違って、医療という買い物は、試してみたり、買ってから買い換えたりできません。なので、治療にあたる病院、医師が常に患者さんからの信頼に値するようなpureな心を保ち、最善最良の治療をする必要があります。

積極的に借金をして設備投資をしていくのも良いと思いますが、借金があると、それを患者さんに転嫁する気持ちが働く恐れがありますので、無借金経営にこだわっております。おかげさまでたいへん多くの患者さんに来ていただき、多額の設備投資をしつつも無借金経営を維持できております。器械もリースではなく、すべて買い取りとしております。

以上の方針を実行することにより、患者さんが満足してくださると、評判が良くなり、結果的に病院もうまくいって、患者さんも医師も職員もみんなが幸せになれる、と考えています。

●患者さんに求めたいことについて

このホームページには本当のことを書くことにしておりますので、聞こえの良いことばかりではなく、患者さんに求めたいこともうそいつわりなく書かせていただきたいと思います。おそらくほとんどのみなさんにとっては息をするぐらいに簡単なことだと思いますが。

当院に来てくださった患者さんは、スタッフがとっても親切だったとよく言ってくださいます。一体どんな教育をされているのですかと聞かれることがあるのですが、世間でよくあるような接遇教育などはスタッフにしたことがありません。

唯一の対策として、スタッフのことをとても大切にしています。

スタッフには患者さんを大切にしてほしいと思っています。私は、経営者に大切にされているスタッフだけが患者さんを大切にすることができると考えています。先生はとってもにこやかなのにスタッフが怖い病院を体験されたことはございませんでしょうか。私はあります(笑)。あれは、スタッフが経営陣から大事にされていないからです。

残念ながら患者さんの中には、スタッフに非常に理不尽な文句をつけてきたり暴力行為をする人がいます。世間でいわゆるモンスターペーシェントです。検査で手術の適応なしと判断されたので診察料を払う必要はないだろうと受付に延々と文句をつけたりとか、保険証を持っていないのに保険診療をしろと受付の中に入ってきてせまったりとか、眼圧の検査で目に風を当てられたと検査員に何十分も文句をつけたりとか。驚かれると思うのですが、ほんとうにいるんです。

うちのスタッフはいい人ばかりです。患者さんもいい人ばかりです。私は、スタッフと患者さんを全部含めて家族のように大切にしたいと思っています。大切な家族を守るために、そんな人は家族に入れたくないんです。なので、そういうことをやってしまう人には最初から来ないでほしいのです。

最低限、この程度のお願いをご理解いただければ幸いです(^^)

●私の診療スタイルについて・・・これも患者さんに厳しいことを言っておきます。

私は、初診の方には、

基礎検査(視力、眼圧)→診察→必要ならば追加の検査→診察、最終診断→その疾患に関する解説書、治療の選択肢を書いた紙を患者さんに読んでもらう→質問があればまとめて質問してもらう→患者さんがもう一度待合室で検討→患者さんの希望の選択肢を伝えてもらう→それで問題がなければそのとおりに実行

というのを基本的な診療スタイルとしております。みなさんにとても高く評価していただいておりますが、「病気の選択肢を書いた紙をボンと渡すとは何事か!」とか、「視力や眼圧の結果(正常なんですが・・・)を教えてもらえなかった。いったいどいうことなんですか」等、延々と長い文章の文句のメールを送ってくる人もいます。

病気の解説や治療の選択肢を毎回すべての患者さんに完璧に説明することは不可能です。私は伝え漏れとかをしたくないので、あえて紙で渡しています。また、視力とか眼圧とかの検査データに関しては、正常なものはいちいち説明していません。その分の時間をつかって、異常なものをちゃんと説明するようにしています。

しかも、自分は世間によくいる怖い先生ではないので(笑)、もし聞かれたら快く正常なデータの事もお伝えしています。検査員から伝えてもらったりはしますが。

ですが、なぜか自ら質問せずに、医師や検査員が自主的に伝えてくれなかったとおこっている不思議な人が世の中にはいるんです。

「視力や眼圧は特に問題が無ければ細かい数値は伝えていませんが、聞かれたらすぐにお答えしていますし、検査員も教えてくれます。なぜ質問しなかったのですか?」と聞くと、「あえてこちらから質問しないで、そっちが自主的に伝えてくるかどうかを試したのだが、検査員も医師も伝えてこなかった」と言ってめちゃめちゃにおこっているんです・・・

「や〜ね〜、今の人。先生もたいへんだねぇ。まぁ私らも長年居酒屋やってるけど、客商売は何をやっても文句言ってくるのがいるもんだから、そういうのは相手にしないことだよー」なんて他の患者さんになぐさめてもらったりします(^^)

みなさん内科で血液データを取った時、「血糖値が高いなぁ」といわれた後で、「白血球は正常、赤血球は正常、血糖値は正常、・・・・」とは説明されないでしょう。「他は大丈夫ですか?」と聞くと「大丈夫ですよ」と言われるのでしょう。

病院は患者さんの異常部分を指摘するところです。よほど暇な先生で無い限り、異常なデータがあれば正常なデータはいちいち説明しないものです。すべて正常なら「すべて正常です」と言うのでしょうが。

自分は自分がかかりたい医師になりたいと考えています。自分は自分の正常なデータを事細かにいちいち説明してほしいとは全く思っていません。そんなことを説明する暇があれば、その時間を使って自分の異常な部分をしっかり治してくれる先生に診てほしいと考えています。

自分は患者さんの異常な部分をどうしたら治せるかということだけに意識を集中しています。まぁこういうことに限らす、何かあったらすぐにおこってしまうような人は、お互い気分が悪くなるだけですし、うちのやさしい職員や人のよい患者さんたちにとっても迷惑ですので、ご遠慮いただければありがたいです。

家族のように患者さんに接したいと考えています。ここで誤解してほしくないのは、家族でも、歳とってからもいつもおこっている親父みたいなのは誰も大切にしないということです。そのかわり、ちゃんとした家族ならば、こっちもちゃんと大事にしますということです。

●他の眼科との関係について(えらそうなことを言ってすみません。でも、ほんとうの事なので・・・)

私たちは良い治療を追及しています。追求すればするほどたくさんの患者さんに支持していただけるようになり、おかげさまで1日200人を超えるような患者さんにきていただけるようになりました。しかし、たくさんの患者さんに支持されればされるほど、でる杭を打とうとする同業者が出てきます。これはどの業界でも当然のことだと思いますが。

打たれるぐらいなら目立たないように無難な治療をやっていこうと普通は考えるものです。それでもごはんを食べていけますから。

ですが、私たちはそのような打ってくる同業者に負けず、最高の治療を追求し続けるという選択をしています。

するとどのようなことが起こるでしょうか。

他の眼科での治療が不満でうちに来る患者さんが多数いますが、うちでの治療に満足いかずに他の眼科に行く人も少数はいます。うちのような重症の患者さんが多い病院では、100%の患者さんを満足させることはできないものです。

うちで治療を受けた後でそのような眼科に行ってしまった場合、適切な治療を受けていても、「なんでこんなひどい治療を受けたのだ!!」とか、「もう手遅れだ!!」とか言われることとなります。そういわれた患者さんは、うちでの治療をたいへん恨む事になります。そのような患者さんがうちを訴えるというようなことが実際にありました。

しんどいことではありますが、私たちは、他の眼科からそのような迫害を受けるということは、うちの病院が良い治療をしている証拠だと考えています。これぐらいの強い気持ちを持たないと、毎日多数遭遇する手ごわい病気と患者さんと一緒に闘っていけないものです。

私大高は見たとおりの博愛主義者なので、ほとんどの眼科さんと良好な関係を保っていますし、他の眼科の先生方を尊敬しています。ですが、残念ながらこのような関係もあることを知っておいていただければと思います。

うちもちょくちょくテレビに出してもらっていますが、テレビに出てくるような、患者さん目線で最高の治療を追及している先生には必ずといっていいほどこのようなことがあるようですね。

●話が出たついでに、医療訴訟について

先ほどの話でも出たとおり、うちは訴訟を経験したことのある眼科ですし、上に述べたようなこともあって、今後もそのようなことが起こりうるでしょう。うちを訴えている患者さんは当然の事ならが、ありったけの悪口を言うわけです。ネット上で言ってる人もいるようです。それを信じるか信じないかはみなさんにお任せしたいと思いますが。

医療訴訟とはなんでしょうか。

うちのような重症の患者さんが集まる病院では、患者さんの希望どおり治らないということが必ず発生します。そういう患者さんのごく一部(ものすごく少ないですが)、損害賠償を請求してくる人がいます。「事前にちゃんと口頭か文書で説明したでしょ?」「知らん!」というのがお決まりのパターンです。これも、どんなお仕事でもあるパターンだとは思いますが。同意書に自筆のサインがあっても知らんとか無理やりされたとか言えるのには驚きますが、そういう人もいるもんです。

そういう場合、私達は医療訴訟保険に入っていますので、保険屋さんに連絡→保険屋さん(の弁護士さん)は、病院側に過失があったかどうかを判定(プロなので、かなり冷静で中立)→過失が無いと判定された場合、保険屋さんは患者さんからの請求を拒否→患者さんが訴えて、訴訟に突入

という流れとなります。

ここでみなさん気づかれましたでしょうか。病院側に明らかな過失(間違って眼球内に麻酔薬を注射して失明したとか)があれば、保険があっさりおりるので、その額に患者さんが満足すれば訴訟にならないが、病院側に過失がまったく無いとか、患者さんが言うほどひどい過失がない場合に限って訴訟が起こるというわけです。世間のイメージとは全く逆なわけです。

それゆえ、私は「訴えられたこともある」と恥ずかしくなく言えるわけです。ご理解いただければうれしいです。


この文章を若い先生が読んでくれているケースもあるようです。そのような先生に強く言いたいです。

一度きりの人生で、医師として患者さんを助けてあげられる立場になったからには、良い医療を追及してほしい。良い医療を追求する医師のもとには、必ず多くの重症の患者さんが集まるようになる。そうすると、ほとんどの患者さんが死ぬほど感謝してくれるが、残念なことだが、こちらが一つも悪くなくても訴えられるケースも出てくる。世間にはそのような人もいるもんだ。

頑張って治療をした患者さんに訴えられるのは人生観を覆されるようなショックを受けるだろう。被告と呼ばれるのもショックだ。「あいつは訴えられている」と悪口をいう人もいるだろう。だが、そんなことで心が折れる必要はない。

たいした医療をしてない医師が訴えられることもない。そんなことで折れない強い心を持って、あなたを待っている、病気で苦しんでいるかわいそうな人をたくさん助けてあげてほしい。一人の心無い患者さんに対して、何千何万もの愛すべき暖かい患者さんがいることを忘れてはいけない。


ネット上の風説について

おかげさまで、たいへん多くの患者さんに良い評判を書いていただいているようです。本当にありがとうございます。ですが、残念ながら目を覆いたくなるようなひどい風評を書いている人もいます。本当のことならば一応自分らにもプライドがありますので、

専門

眼科手術を専門としております。一発の手術でその人の人生の流れを変えられるような「眼外科医」を目指しています。

眼科の中の専門といえば緑内障や網膜や斜視などという病気単位のくくりになっていますが、私は違う考えを持っております。

目はとても小さいです。それゆえ、目の病気はすべてが何らかのつながりを持っており、縦割りでは、ついつい視野が狭くなって、トータルで良い治療ができないと考えています。

たとえば、目の表面の専門をうたう先生が角膜移植後一生懸命に治療してたらいつのまにか緑内障で失明寸前になっていたとか、白内障の専門家をうたう先生が手術のときに吸い取るべき白内障になった水晶体を網膜の上に落としてしまったのを自分で取りにいけないとか、緑内障の手術のあとで目の中にばい菌が入ってしまって緊急に硝子体というところのお掃除をしなくてはいけないのに、お薬で様子を見てしまって失明してしまうとか。

理論的にはそうなれば今度はそれ専門の先生に任せればいいのですが、人間、自分の治療でうまくいかなかった患者さん(たとえ医師の責任ではなく、やむを得なかったケースでも)を他人に見せるのはかなり勇気がいるもので、どうしても次の一手が遅れがちです。ま、これがきっちりできるのが名医ともいえますが。

それに、患者さんの立場にたって考えると、眼科に行って

"あなたの病気はわたしの専門ちゃいますわ"

といわれても、

"おいおい、あんたの専門は眼科ちゃうんか?"

と思うでしょ?

ゆえに、私自身は目のすべてにわたって一流の治療、特に手術治療ができる医師でありたいと日々研鑚を積んでおり、我ながらなかなかいい感じになっていると自負しております。

なので、私は、「専門は?」と聞かれた場合は、「眼科手術です」と言う事にしています。

手術をいろいろやっているので、白内障の手術で使う、膜を染めて取るテクニックを網膜の手術に応用したり、とか、いろんな手術のテクニックが自分の体の中で融合していいものになっていくのがわかります。

細かく言うと、眼の奥の腫瘍の手術以外はすべて、すなわちまぶたの形成、斜視、目の表面の疾患、白内障、緑内障、網膜硝子体手術を守備範囲としております。

自己紹介よもやま話

医師にとって非常に重要な3年目、4年目に、最近有名な亀田総合病院で修行して腕を磨くことができたのも大きいですが、私はアメリカはマイアミの Bascom Palmer Eye Institute というところに2年半行って、1998年に帰ってきました。ここでの体験が今のすべてのベースになっています。

ここは、全米眼科患者満足度ナンバー1の常連の、名門中の名門の眼科専門病院です。もちろん私は全米No.1にはちっとも貢献していませんでしたが。

アメリカに行く医者はむこうで研究だけをして帰ってくるのが普通ですが、私はそれではもったいないと考え、研究専門であった私のボスに内緒で、Dr.Scheffer Tsengという、眼の表面の疾患の分野では世界の第一人者といえる方のもとで、2年間臨床のトレーニングを積んできました。ボスがお寝坊さんで、午後2時ごろに出勤してきますので、午後1時ぐらいまで臨床の現場に行って、それから研究室に帰って研究していました。

臨床とは外来とか手術とかの、いわゆる皆さんが日常でごらんになる医者の仕事です。研究とは、一部の医者や研究者が、患者さんが見ていないところでしこしこやっているもので、じつはこれも医者の重要な仕事なのです。ま、なかなか両立は難しいのですが。

最初は私の大先輩である現慶応大学眼科教授の坪田一男先生と、上野の吉野眼科クリニックの吉野健一先生がマイアミにいらっしゃったときにDr.Scheffer Tsengを紹介していただき、その後、Tseng先生自らが主催する麻雀パーティーのインストラクターとして家におじゃまし、その時に頼み込んで外来と手術にださせていただきました。

大学時代麻雀ばっかりやってて、こればっかりは一生役に立たないだろうと思っていたのですが、人生ってわからないもんですね。でも、私はDr.Scheffer Tsengの本当の子分でも何でもなかったので、もぐりで臨床の現場にくいこんできたわけです。

異国の地でもぐりをやるというのはかなりつらいもので、他の医者や看護婦さんや職員さんからおもいっきり白い目で見られました。しかし1年ぐらいたってからはいろいろわかってくるし、英語もうまくなるし、こっちはもともとばりばりの臨床医で経験が上ですから、地位が上がってきました。Dr.Scheffer Tsengの外来に見学に来る世界中の医者の案内をTseng先生に頼まれ、あっち見てこい、こっちもいいぞ、Tseng先生の治療方針はこうや、角膜移植の種類はこれこれで、メリットデメリットは・・・とか解説して、なるほど〜、と唸らせてました。皆、後で私がもぐりだと知って驚いてましたが。夕方のミーティングになぜかイサオがいない、みたいな(笑)。かくして、海外もぐり道を極めてきました。

患者さんには、「日本から飛行機で24時間かけて見学に来た」と伝えていました。患者さんはみんなびびっていました、Tseng先生はやっぱりすごいんだ、と。その意味では、患者満足度全米NO.1に少しは貢献したかな?

アメリカでの外人、すなわち我々の扱いは、その人の母国の国力をもろに反映しており、日本人は本当にラッキーです。どこにいってもそれなりには大切にしてもらえます。日本は景気が良くない(その頃はバブル後の失われた10年まっただなかでした)、なんていわれても、同情をかうために、しぶとくうまく使いましょう。皆さんも機会があれば、以下の例文を使ってみてください。

Isao, how's economy in Japan? I 've heard it's no good recently.

Right.

Why not?

Because politics is no good.

I see............

細かい説明は英語ではきついので、政治が悪いとかなんとか、適当に言っときます。だれでも言えそうでしょ。これだけでよけいに親切にされたりするのでおいしいです。景気が良くなってきたので最近は難しいかなぁ。

しかしいつもほんとうのボスにばれないようひやひやもんで、廊下は端のほうを、それこそゴキブリのようにシュシュッと歩き、エレベーターを避けて非常階段を使い、外来が終わった後はトイレで白衣を脱いだりと、ほんと我ながら涙ぐましかったです。白衣とネクタイと革靴でトイレに入って、出てきたときはTシャツと短パンとビーチサンダルだったりして、それを見ていた患者さんもびっくりしてましたが。ともかくも、よく2年間ボスにばれなかったもんです。ばれたら間違いなくクビですから。

ちなみ給料は年収(月収ではありません)1万ドルですから、生活はかなり厳しいものがありました。そういう雰囲気がにじみでてたのでしょうか、病院のまわりを縄張りとするホームレスさん達から、なぜか友達と思われていて、いっつもかなり遠くから、How ya doin', my friend?(調子どないや、仲間)と声をかけられていました。ま、ホームレスさんに「1ドルめぐんでくれ」と言われて、「俺にめぐんでくれよ」と返してたらこいつ友達や、と思われるのもしかたないかな。

ちなみに同じ年収の同僚は、車を買うときに「収入は」と聞かれて、「1万ドル」といったら月収と勘違いされ、「オー、ドクター、ドクター、テンサウザンド♪」と言って喜んでローンを組んでくれて、サインをしたあとで年収とわかって、担当の黒人さんの顔がマジで真っ青になってたそうです(笑)。

ともかく、貧乏でしかももぐりであるという逆境にもめげず、しぶとく超トップレベルの医療の知識と心構えを吸収してきました。この時の経験を、患者さんの治療に生かしています。自分の病院での治療は、今まで見て来たどの病院の治療にも負けないレベルを追求しています。

それと、流暢とは決して言い難いのですが、英語で診察できます。お知り合いで、日本語の問題でお困りの外人さんとかがおられましたら、お力になれると思います。英語以外はだめですが。

以上、よろしくお願いいたします。


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mail: otaka@isao.com